つくられたエミシ (市民の考古学)
電子ブックつくられたエミシ (市民の考古学)無料ダウンロード - 松本 建速によるつくられたエミシ (市民の考古学)は同成社 (2018/8/15)によって公開されました。 これには190ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、2人の読者から5の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
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つくられたエミシ (市民の考古学) の詳細
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書名 : つくられたエミシ (市民の考古学)
作者 : 松本 建速
ISBN-10 : 4886218032
発売日 : 2018/8/15
カテゴリー : 本
ファイル名 : つくられたエミシ-市民の考古学.pdf
以下は つくられたエミシ (市民の考古学) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
歴史書に残るエミシはアイヌではなく日本語を話す日本人だった、また、「蝦夷征伐」はねつ造だったと著者は言いたいようです。しかしほとんど「結論ありき」で、自分の都合のいいことばかり牽強付会に集めて作った空論のように思えます。物質文化は容易に伝播するのですから、例えば古墳文化自体が西から広がってきたものであれば副葬品もヤマト的なのは当然です。それが北海道的でないから、当時の住民はアイヌ語ではなく日本語を話していた、などとは言えません。著者は、著者の言うところの考古学的成果から何でも論じられると思っているのでしょうか。文字資料を掘り出さない限り、考古学は言語のことにはほとんど何も言えないはずです。また、東北のアイヌ語地名の存在は認めつつ、それは5世紀以前に付けられた地名であり、その後、東北が一旦無人になって、それから日本語を話す日本人が住むようになったと著者は言います。地図も文字もない時代に、一旦無人になった場所の地名がどうして残るのでしょうか。説明不能です。北海道にアイヌ語地名が残っていることを例に挙げておられますが、全く状況が違います。著者は、「マタギ言葉」の中にアイヌ語が入っていることを認めつつ、それを新しい時代の文化的影響と想定しているようです。それならどうして「水」「犬」といった基礎語彙の中にまでアイヌ語が入っているのか、言語学的に説明困難です。確かに、歴史書が政治的都合で歪曲されることは、ありえます。だからといって、自分の結論に都合の悪い部分を「ねつ造」だとか決めつけたら、歴史学は成り立ちません。蝦夷の抵抗はいくつもの時代に亘って記録されていることであり、時の権力者の都合だけででっちあげられるものではありません。著者の方こそ、自分の結論を守るために、無理な学問を構築しているように思います。
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