若き死者たちの叫び―ヨーロッパレジスタンスの手紙 (1979年) (現代教養文庫)本pdfダウンロード

若き死者たちの叫び―ヨーロッパレジスタンスの手紙 (1979年) (現代教養文庫)


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若き死者たちの叫び―ヨーロッパレジスタンスの手紙 (1979年) (現代教養文庫) の詳細

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書名 : 若き死者たちの叫び―ヨーロッパレジスタンスの手紙 (1979年) (現代教養文庫)
作者 : 片桐 圭子
発売日 : 1979/04
カテゴリー : 本
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この本をフランスで改めて読んでいる。最近フランスの田舎に行った時に、ドイツ軍と遭遇したレジスタンス活動家が何名も銃殺された畑の中や町の中での記念碑を幾つか見たせいもある。何年も前だが、ここの高校時代にイタリア語でこの本を読み、前後して同様イタリア語で、同じ著者Pirelliの「イタリア抵抗運動の遺書―1943・9・8‐1945・4・25 」(冨山房)も読んだ。当時フランスでは対独レジスタンス活動家がまだ目の前に生きていた。評者が上記のような背景の中でこの本を読んだので、この本を日本人一般とは別の視点から見ているかも知れない。この本はファシズムと戦争に反対し世界を変えようと闘い、代償を生命で支払った人々の遺書である。国籍はヨーロッパ全体に渡り、職業もあらゆる分野に渡り、年齢も10代から50代と幅広い。遺書はタバコの箱、トイレットペーパーの切れ端、本の余白、独房の壁などに書かれ様々である。逮捕理由も密告、嫌疑、復讐、斥候や憲兵隊の尋問などこれまた様々である。その後大学や大学院の休暇に、フランスから共産党政権下の東欧諸国を訪れ、そこを包む不気味な沈黙、重苦しく陰鬱で抑圧された社会に出会ってしまった。その時、ここに遺書を残した東欧のレジスタンスは、戦後に特権階級が秘密警察を使い国民を監視搾取する世界を望んでいたのであろうか、西欧のレジスタンスは報われたが、ここでは捧げた生命は報われなかったのではないか、と考えてしまった。しかし、つい最近また今は中欧と呼ばれている東欧諸国を旅し、印象がかなり変わったな、と感じた。彼らの命をかけた代償は、何十年も後になったが報われつつあるのではないかと思うようになったのである。ある時、日本人の哲学の教授から、日本人には思想や信念や信条のために命をかける、という文化は一般に無く、命がかかればいつでも変節する、と言うことを聞いたことがある。それが本当かどうか良く知らないが、例えばフランスでは実際に「彼らなら、確かに思想や信念や信条のために死ぬのだろうな」、と様々な機会に見ることも多かった。思想や信念や心情に命をかける文化が実際にあるのだ、ということを知る良い本ではないかと思う。

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